(壽)本物保証・楊洲周延(ちかのぶ)代表作「真美人・木版画・明治30年」No25.No31・2枚。メガネ美人は貴重レア物。薄汚れあるが美品。

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     < 楊洲周延・ちかのぶ・明治時代・版画 2枚(シリーズ物) >    ごらんの通りの物です。      幕末~明治期に、彰義隊に入り榎本武明と共に函館で討幕軍と戦うなど、         数奇な人生を経験した周延の版画 2枚です。(真美人シリーズ36枚の内)            此処(信州 南信濃)から東京まで鉄道が開通していない時代の東京見物みやげとして、         庄屋蔵の古文書箱に押込まれていたものです。      「周延」の本物、晩年代表作木版画であり、貴重な作品です。         2年掛けて出版された36枚を揃えるのも楽しみと思います。          研究資料としても、是非コレクションにお加え下さい。      尚、31のメガネ美人は国会デジタルコレクションにも掲載がありません。      明治 30年11月 No25 婦人図         31年1月 Mo31 メガネ美人図      日本橋室町 秋山武右衛門  出版    コンディション     木版画     工芸品ではありません。     紙本     本物保障です。       贋物は返品可能です。(本品は間違えようの無い本物ですので該当致しません)         (10枚の画像でもご確認の上ご判断下さい)       縁が僅かに折れています。       一枚に向かって左側少々凸凹しています。(破れには見えません)       紙は薄く、柔らかめです。       裏上部に、汚れがあります。       120年位古いので、全体に時代を感じる薄い古色が付いています。      * 作品は出来の良い作品です。古色は許容される範囲の品です。(私見)        (S.A、完品をご希望の方は、入札をお控え下さい) サイズ(約です) 2枚同じ。     約 縦 30.3センチ 横 21.1センチ    発送:     定形外郵便にてお届け致します。       (丸くして梱包させて頂きます)     送料は、私が負担致します。 真美人の解説。(サントリー美術館の解説を部分引用させて戴きました)   《真美人》は多様化する明治時代の女性たちを描いた半身像の揃物。    明治30~31年(1897~98)にかけて全36点、目録2点が出版。     女性が少しずつ社会進出を始めた様子や、      珍しい西洋からの輸入品が生活の中に取り入れられ、新しい明治の女性像をうかがい知れる。     各図には題名がなく、画面左の版元名のすぐ下に通り番号が漢数字で入れられている。     上質の奉書紙を用い、彫り摺りとともに優れた技術を詰め込んだ本シリーズは、       周延の美人画の集大成に位置付けられている。    《三十一(眼鏡)》は眼鏡をかけた女性を捉えている。     眼鏡は江戸時代にも国内生産されていたが、原料のガラスは輸入に頼らなければならなかった。      しかし、明治時代になって板ガラスが国内生産されるようになり、一気に普及した。      服装は江戸時代からの伝統的な紋付の着物だが、左手薬指に指輪を嵌め、洋風の椅子に座る。       固く口を結んだ冷静な表情や金縁の眼鏡が、女性の知的なイメージを強調している。 楊洲 周延(ようしゅう ちかのぶ)「橋本直義・橋本周延」   天保9年 -大正元年      越後 高田藩 下級藩士の長男  嘉永5年、15歳で国芳に絵を学んで、芳鶴(2代目)を名乗  文久元年、三代目豊国につき二代目歌川芳鶴、一鶴斎芳鶴と称して浮世絵師となった。      豊国が亡くなると、豊国門下の豊原国周に転じて周延と号した   慶應元年、幕府の第二次長州征伐に従軍。「長州征討行軍図」で色彩豊かに描いた。  慶応3年、橋本家の家督を相続。      幕末の動乱期、高田藩江戸詰藩士が結成した神木隊に属した。  慶応4年5月 上野 彰義隊に加わった。      8月朝日丸で品川沖を脱走、11月北海道の福島に上陸、      陸路で函館を目指し、榎本武明の指揮の大隊四番小隊のもとで官軍と戦った      3月の宮古湾海戦において回転丸に乗り込んで戦い重傷を負った。      戊辰戦争終結後に降服、  明治2年8月、東京へ送られ、高田藩預かりとなった。      故郷の高田で禁固50日、高田藩から家禄半知、降格、隠居廃人の処分を受けた。  明治10年~明治13年、上野北大門町で作画に精励した。      武者絵や「征韓論之図」、「鹿児島城激戦之図」なと西南戦争の絵を描いて評判を得た。      明治10年代からは宮廷画を多く描き、      「皇后宮還幸宮御渡海図」、「皇子御降誕之図」、「今様振園の遊」などを残す。  明治15年、橋本周延として第1回内国絵画共進会に出品した作品が褒状を受けた。  明治17年、第2回内国絵画共進会では「人物」、「景色」が銅章を受けた。       同年から明治24年には湯島天神町に住んだ。  明治28年~明治30年、江戸城の「御表」と「大奥」を3枚続の豪華版の錦絵で発行した。     江戸城大奥の風俗画や明治開化期の婦人風俗画などを描き、江戸浮世絵の再来と人気を博した。       代表作、「真美人」大判36図、「時代かがみ」、「大川渡し舟」、       「千代田の大奥」107枚、「千代田の御表」115枚(3枚続、5枚続、6枚続もある)、       「温故東之花」、「千代田の大奥」はベストセラー。  明治30年、第一回日本絵画協会共進会で、三等褒状。           明治維新後は、          華族や新政府の高官の夫人、令嬢は華やかなロングドレスを身に纏うようになった。        周延は女性注目のニューファッションを取上げ錦絵に描いた。         「チャリネ大曲馬御遊覧ノ図」、「倭錦春乃寿」、「女官洋服裁縫之図」など。     周延は明治期で一番人気の美人画絵師となった。         子供絵、歴史画、役者絵、挿絵など錦絵の作品数は錦絵820点、         版本30種と多数。数少ない優れた明治浮世絵師の中において屈指だった。     周延が最も力を注いだのは宮廷官女、美人風俗で、時代を反映した優れた作品を残した。        門人には楊斎延一、吉川霊華、鍋田玉英ら  大正元年、 死去。 享年75。 (壽)本物保証・楊洲周延(ちかのぶ)代表作「真美人・木版画・明治30年」No25.No31・2枚。メガネ美人は貴重レア物。薄汚れあるが美品。

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