左右点滅だけの機能をカスタムし、方向指示器の機能をアップしました。 ハザード装備車にも対応しています。このリレーの購入で、現状の手持ちのリレーを予備として確保できます。 電球をLEDに替えたいがハイフラ問題で躊躇している。永く使用して動作が不安定になった。新品のリレーは入手困難。かと言って修理するのも難しい。また中古品を探しても安定動作するかが不安。この機会に追加機能でストレスを軽減されてはいかがでしょうか。 オークションで安く動作OKの中古を落札しましたので、中身を入れ替えてお安く出品しました。 リレーの交換で長距離ツーリングの安全走行にいかがでしょうか。新たに制御ソフトの見直しで、2021年４月より機能アップしています。 ・左右同時に押すとハザード。キャンセルするまで持続します。 ・キャンセルを押しながら左で、スモールランプ（ポジションランプ）の明るさが２段階で選択可能。（off→明→暗→offの繰り返し） ・キャンセルを押しながら右で、指示器の点滅スピードが２段階で選択可能。（遅い→ 速い→遅いの繰り返し） ・キャンセル３秒の長押しでワンタッチモードとなり、３回の点滅で切れます。（点滅速度が速い設定の場合は５回） ・指示器点滅中に、同じ方向をもう一度押せばキャンセルされます。（２押しキャンセル） ・左右の指示器、ハザードなど点滅中にエンジンを切り、再スタートさせても以前の状態で動作します（新機能） 以上の操作をハンドルから手を離すことなく可能です。 写真は内部を交換したリレーで、R100やK100などのコネクターを残して入れ替えました。 ４枚目が主にR100の黒色やK100の緑色の筐体で、コネクターは同一のもで、どちらにも使用できます。 ５枚目が左右分離式の方向指示器で、この方式に限ります。 最後の写真が詳しいマニュアルで、A4プリント可能です。 ご不明なところは質問でどうぞ。 以下詳しい内容の目次です。 １．落札後の取引の流れ ２．使用可能な車種と使用中の注意 ３．マニュアル ４．よくある質問 ５．LEDランプの使用について ６．長期ツーリングで使用しての感想 ７．故障などの対応 １．落札後の取引の流れ 落札、入金後に当方負担でヤマト宅配便コンパクトで送付いたします。 ２．使用可能な車種と使用中の注意 ・使用可能車種 R80GS 91-95/R100GS 91-95/R100PD 91-95/R80R/R100R/R100R Mystic K75/ K100/K1/K1100 (C/S/LT/RS/RT) ・同じ指示器のリレーに限ります。 ・LED、電球の混在可能な設計のため、ランプ異常（球切れなど）のハイフラ機能はありません。出発前は始業前点検を。 ・ハザードスイッチ装備車にも対応しています。 ・LED装着が主設計ですが、到着時は電球設定です。設定モードでLEDの指定を。（そのままでも特に不便はありません） ・スモールランプ点灯中は、メーターパネルの「TUREN」ランプも点きっぱなしとなり、特にLEDの場合、夜間走行中は眩しいことがあります。そのためパネルランプを減光する工夫が必要となります。 使用中に気になるのなら、ご相談ください いま現在オートキャンセル機能はありません。（現在開発中で後付けも可能） ３．マニュアル 詳細なマニュアルは写真をプリントしてご確認ください。 ここでは簡単な操作を説明します。 ・左右の操作に加え、左右同時でハザード、停止はキャンセル。 ・例えば左を指示し、もう一度左を押せばキャンセルになります。 ・キャンセル＋左でスモールライト点灯。 もう一度押せばスモールライト減光、さらにもう一度でオフ。 ・点滅スピード 「キャンセル＋右」１回目で点滅速度アップ（１分間約115回） ２回目で元の速度（１分間約85回） 奇数回で速度アップ、偶数回で戻る。 （キャンセル＋右スイッチを放した瞬間に動作します、スモールランプ点灯中でも操作可能） 動作確認のため速度アップは左右の指示器が1回点減。元の速度はアップより少し長く1回点減。 （日本の法令では60～120回） ・ワンタッチモード（左右３回または５回のみの点滅） 「キャンセル」の長押し（約３秒）で、以後は左右の指示器操作が３回の点滅になります。点滅速度を速めている場合は５回。 このモードのキャンセルは「キャンセル」をもう一度押す。「左」「右」どちらかの長押し（約１秒）またはその他の操作（ハザード、スモールランプ他） ・点滅状態やスモールランプ、点滅スピードは、動作中にイグニッションを切り、再度オンにすれば前の状態を続けます。（新機能） ・マニュアルの設定モードは難しそうですが、最初の設定が（電球、光量ダウン）です。 「キャンセル＋左」の５秒長押しで設定モードになり、左押し一回、そしてキャンセルで元に戻り（LED、光量ダウン）となります。 またアップやダウンの意味は「キャンセル＋左」のたびに光量が下がっていったり（ダウン）、上がったり（アップ）します。 ですから（LED、アップ）ならば、設定モード後左右１回づつ押して、キャンセルです。 判らなくなった場合、設定モード後にキャンセルでデフォルトの（電球、光量ダウン）になります。 ４.よくある質問 Q. スモールランプの車検について A. 法令違反ではないかとお問い合わせがありました。現実的には、ランプの点灯状態で検査を受けないので問題はありません。 しかしながら、2021年３月に私のR100の検査時に、地元の検査官に質問しました。それによると 「常時点灯のウインカーは車幅灯としての扱いとなり、前部は車幅灯と前照灯で問題ないが、後部は車幅灯を点灯させた場合、真ん中のテールランプは消さなければなりません」これは４輪車も２輪車も同じ法令です。「２輪の場合雨天や濃霧ではテールだけでは、後部からの追突に対して不安」と聞くと、「２輪のナンバープレート照明は、テールと一体構造」と言い、ややグレーな返答でした。 またこの場合の警察の取り締まりは有りうるのかの質問に対しては、「見ている視点が違う」との返答でした。 以上から、その部分の法令は２輪にはあまり適していなく、グレーな感じですが、安全走行のために必要な時は、今後も私は点灯して走行する予定です。 Q. 新機能で左右の点滅状態を記憶してエンジン再スタートで再現しますが、どのような時に使用できますか。 A. 夏の交差点の右左折で、長い信号待ちの場合はキルスイッチでエンジンを切り、青信号でエンジン再スタートしても点滅します。エンジン保護に使います。イグニションキーで完全にオフにしてもオン後に再現します。スモールライトにも適応し、休憩後にも再スタートしても点灯します。 ５.LEDランプの使用について ・自動車部品店等で販売されています自動車用の１２ボルトLEDランプにて取り付け可能です。 特に消費電力（ワット数）に制限はありません。現在取り付けられている電球は１個21ワットです。 またLED交換後のハイフラ現象の心配もありません。 ６．長期ツーリングで使用しての感想 スモールランプ機能は、日没前後や早朝など他車から目立ちます。濃霧や雨天のツーリングでも安全だと思います。 私自身、過去に夕方の県道にて、対向車線の車が無理な追い越をし、逆走状態の車を間一髪避けた経験から、ヘッドライトだけでは不安になり、この機能を考えました。 点滅速度アップはお好みで。またワンタッチ機能（３回点滅）は長時間の高速道路走行に便利です。 またもう一度同じ方向の指示器を押すと指示がキャンセルされます。通常のキャンセル（右親指を持ち上げる）が苦手、雨天や冬季の手袋での操作が、慣れればキャンセルより簡単です。 ７．故障などの対応 当方のR100Rで、約３年以上使用して問題なく動作していますが、手造りのため、初期故障や動作不安定にも対応したいと思います。勿論、使ってみて気に入らなければ返金も可能です。（過去実績で返金の要望ゼロです） 蛇足 ＊リレーは、スイッチ操作で左右のケーブルがアースに接触して左右が点滅します。キャンセルはキャンセルケーブルがアースに接触して点滅が止まります。そのため永く乗り続けた場合、スイッチ部分が排気ガスや油脂汚れなどの絶縁不良が原因で、走行中の振動で誤動作の可能性があるようです。現状のリレーで、走行中に予期しない指示器点灯や指示器動作中にキャンセルされる現象が現れた場合、スイッチの裏から軽くパーツクリーナーを吹き付けての清掃をお勧めします。（長く吹き付けると、樹脂部分の割れが発生したりします）また慣れない分解掃除は、バネや小さな鋼球を失うリスクがあり、お勧め出来ません。 ＊以前発生しました落札者様の事象で、エンジンをかける前では動作確認でき、エンジンをかけると反応しないことがありました。対処として燃料タンク下の黒い２個のリレーの入れ替えなどで無事動作しましたが、接触不良や接触抵抗が原因と思われます。 燃料タンク下は点検機会が少ないと思われます。このタイミングで各リレーやコネクターの抜き差しで接触不良の防止をお薦めします。 以上、よろしくご検討お願いします。