今年は史上最速の梅雨明けを迎えたが、今週は戻り梅雨の様子なので梅雨の雰囲気を感じながら清涼感が漂う品質の優れた鉱物を揃え、【梅雨のコレクション2】特別出品を行います。サイズ:約76x67x46mm重量:約150グラム産地:Geoda del Reguern La Viesca Huergo La Collada mining area Siero Asturias Spainヨーロッパの古典的蛍石産地であるスペインのラ・コラーダ鉱区からの蛍石群晶標本、ラ・コラーダ鉱区に属するラ・ヴィエスカ鉱山の少し東部に位置する小規模鉱脈であるジオダ・デル・レゲリン鉱区が2001年の12月に発見されたスペイン産蛍石の中に最も希少な色合いを持つ幻の極美結晶標本です。8センチに近い大型標本は白い重晶石を母岩にごく薄い水色の色調を持つ蛍石結晶が群生し、内部に藤色の実線累帯構造色が確認できます。d面が発達する結晶の照りが強く、ほとんど結晶は無傷で、UVライトで結晶全体が明るく蛍光し、さらにゾーニングの外周部は全体と違う赤い蛍光が確認できます。最も特筆すべきことはやはり群晶のクラックや内包物がほとんどない凄まじい透明度と流通がなく、mindatにも3点しか確認できないスペイン産蛍石の中になかなか出会えない産状で、まるで紫陽花の香りが漂う寒天菓子のような幻の透明蛍古典標本です。ヨーロッパの古典的蛍石産地であるスペインアストゥリアス州の北東部に位置するラ・ヴィエスカ鉱山はラ・コラーダ鉱区に位置し、スペインのフッ素鉱物主産地だったアストゥリアス州に最初に蛍石を産出する地域だと思われるラ・コラーダ鉱区は石炭を運送する列車の車両センターを建設中に発見者フェリペ・バルデス・メネンデス・コルベラ氏によって1904年に発見されました。その後の採掘でラ・コラーダ鉱山の北部に新しい鉱脈が数ヶ所発見され、地域全体をラ・コラーダ鉱区として知られています。ラ・コラーダ鉱区からの蛍石古典標本は濃紫や水色がメインですが、現在のラ・コラーダ鉱区は地域北東部に位置するラ・ヴィエスカ鉱山だけが小規模に稼働し、無色や無色に近い薄い青色の蛍石が採掘され、偶には市場に流通しています。こちらの商品はラ・コラーダ鉱区に属するラ・ヴィエスカ鉱山の少し東部に位置する小規模鉱脈であるジオダ・デル・レゲリン鉱区が2001年の12月に発見されたスペイン産蛍石の中に最も希少な色合いを持つ幻の極美結晶標本です。8センチに近い大型標本は白い重晶石を母岩にごく薄い水色の色調を持つ蛍石結晶が群生し、内部に藤色の実線累帯構造色が確認できます(画像1)。d面が発達する結晶の照りが強く、ほとんど結晶は無傷で、UVライトで結晶全体が明るく蛍光し、さらにゾーニングの外周部は全体と違う赤い蛍光が確認できます(画像6)。最も特筆すべきことはやはり群晶のクラックや内包物がほとんどない凄まじい透明度と流通がなく、mindatにも3点しか確認できないスペイン産蛍石の中になかなか出会えない産状で、まるで紫陽花の香りが漂う寒天菓子のような幻の透明蛍古典標本です。この度コレクション整理のため出品いたします、この機会をぜひお見逃しなく。注意事項※写真は白熱灯/UVライト環境で撮影しております。※天然石のため、多少のヒビや欠け等のダメージがあります。※お使いのモニターにより写真と実物で色が異なる場合がございます。※サイズや重量に若干のズレがある場合がございます。※台座やミネラルタックは付属しません。不明点につきましては、ご購入前にご確認をお願い致します。