新作古典的な雰囲気のある大型で豪華な鉱石ラジオ「赤城」完成品 威風堂々とした大型の筐体は、空母「赤城」を思わせる古典的なイメージから命名しました。 丁寧に手造りした鉱石ラジオの逸品です。 本製品は方鉛鉱を探針して聴く為に、フィルモア社の猫髭式鉱石検波器キャットウィスカーと、感度良く安定した放送を聴いて戴く為にSYLVANIAのゲルマニウムダイオード1N34を透明のアクリルに封入した固定検波器を搭載した贅沢な設計となっています。 中央のロータリーSWで切り替えて、本格的な鉱石ラジオとしても充分楽しんで戴けます。 ２ｍｍ厚のベークパネルは図面を工場に送付し、専門の業者に発注して製作しました。 バリコンは、昔懐かしいアルプス社のエア・バリコンB15を使用しましたので、元箱（しおり付き）もお送りします。 ロータリーSWは12接点のデッドストック品を使用、ひとつ飛ばしにタップを繋いでありますので一番左側のタップはNCです。 スパイダーコイルは線径0.5ｍｍの緑色UEWを使って丁寧に巻いています。 6タップを切り替えて、極力混信が少なく受信できる設計です。 タップのリード線はエンパイヤチューブで保護しています。 負荷抵抗には真空管時代の炭素被膜抵抗700KΩと、マイカコンデンサー100ｐFを取り付けました。 イヤホンは、近年製造のセラミックイヤホンとROYALの片耳レシーバーで聴くことが出来ます。プラグは交換済み、其々専用のジャックを設けています。 ダイヤルは昭和初期のダイヤルから型を取って製造したレプリカ品になります。 ＜ご注意＞ 透明のアクリルに封入したゲルマダイオードの取り扱いは慎重にお願いします。 接触が悪くなった場合は、左右のフクロナットを軽く指先で締める程度にしてください。 強く締め過ぎると検波器が破壊します。 ＜付属品＞ ・黒色のアンテナ用ビニール線８ｍ ・ドイツ製ROYALの片耳レシーバー元緒入り ・近年製造のセラミックイヤホン日本製 ・アルプスのエア・バリコンB15の元箱（しおり付き） ・製品のしおり ・受信資料：鉱石ラジオの働きとアンテナ線の張り方 ・たのしいラジオ読本 ＜鉱石ラジオの大きさ＞ 幅310×高さ250×奥行き180ｍｍ 全体に大変美しく仕上がりましたので、昭和初期の雰囲気を充分楽しんで戴けると思います。末永くご愛用ください。 最終点検後、動作確認して発送します。 ノークレーム返品不可、発送はゆうパック100サイズおてがる版、送料無料でお送りします。 ※鉱石ラジオは微弱な電波のエネルギーだけで聴くラジオですから地域によって聴こえ方が違います。適切なアンテナとアースを工夫してお楽しみください。（2021年 6月 19日 7時 15分 追加）鉱石ラジオを落札して頂いた方には、もれなく鉱物標本用の方鉛鉱をおひとつ差し上げます。産地は不明ですが、USAから取り寄せたものです。形・重さは様々ですので、こちらで選んで同梱いたします。装飾や鉱石検波の実験にも使用出来ますので、いろいろとお楽しみください。