私の出品物は学生の頃は大阪・心斎橋北詰にあったS楽器店Wさん、東京の神保町のTレコード店等々でご教示頂きながら、またJazz Record専門店のリスト販売での購入や年に何回か関西・関東のレコード店店頭にて・電話にて依頼しての購入のものが中心です。一応、NM－からVG++まで位を基準に個人収集しておりますが、買うときの評価は前述の通りですが、出品にあたり一点ずつ確認をしていると店ごとの評価基準がまちまちで、入札していただける方にできるだけ客観的な状態・状態をお届けするようにと考えております。ただ、あくまでもコレクションを目指していたのではなく、聴く楽しみのために集めておりましたので、コレクター的な収集には不向きかと思いますので・・その点、ご留意ください。夏バテ気味で出品が滞っておりますが、大半を処分の後に好きなものだけ残しておりました収集レコードも、7割程度皆さんにご落札いただきました。ありがとうございました。今回は２点のみ出品いたし、体力維持のためにしばらくお休みとさせていただきます。CHARLES McPHERSON / CON ALMA ! / PRESTIGE PR-7427 blue monoオリジナル盤です。チャールス・マクファーソンはほとんどのサックス奏者が１９６５年頃にはコルトレーン、ニュージャズの影響下にある中でパーカー系アルトサックス奏者として活動。今回出品のものはマクファーソン最初のリーダーアルバム・・と云う事でこの時期にプレスされたレコードでハードバップ系のレコードを探すのが非常に困難で、プレスティッジ、バーブ等にかろうじて数枚見当たるのみでした。特にこの頃に若手として台頭してきたミュージシャンではバリー・ハリス（ｐ）、カーメル・ジョーンズ（ｐ）等、プレスティッジに集結していたように思います。また、１９５０年代に活躍したデクスター・ゴードンやラッキー・トンプソンなどもこの頃には若手と共演で、プレスティッジには録音が残っているように思います。元々ニュージャズ系統が嫌いでしたので、収集も後半になると、バーブ８４００番台のウイントン・ケリーやプレスティッジの７４００番台のモダン系のものを探し求めておりました。この時代のものは輸入盤専門店にはステレオ盤のブルーラベルは殆ど残っておりましたが、モノラル盤は皆無で中古オリジナル盤専門店などでも殆ど見かけることはなく、収集は困難でしたが、見つかると大抵はNM状態でした。現在のインターネット環境の中では意外と簡単に見つけることが出来ると思います。レコードの内容ですが、収集当時はハードバップも飽きられてきていたような時代ですので、意外と評価がしにくいものではなかったかと思い返しておりますが、現代となってみれば、１９５０年代後期も１９６０年代中期も５年余りの違いでしかなく、内容的には優れたハードバップレコードであると思います。出品のものはプレス時の染みみたいなのが少し見えますが録音状態は問題なく（同じブルーラベルでも最初にプレスされたものから、その後数年のうちにプレスされたものでは・・特にステレオ盤などは盤自体が薄く軽量になりジャケットの作りも薄く貧弱に、バーゲンセールなどでは、反ったレコードを何枚か購入してしまい失望することが・・・）、このレコードとしては最初期の重量盤で（モノラルはプレスが少なかったのか？）、重厚な音が望めます。ジャケットも初期と後半のものではずいぶんと違っており、このジャケットは厚手でしっかりしております。割れ・裂け・染み等はありませんが、５０年余りの時代感は見受けられます。プレスティッジのこの辺りの過渡期のアルバムは、内容も素晴らしく、モノラル盤の数も非常に少ないものですから、価格もそれなりと云う事で、価値のある作品かと思います。興味のある方はご入札よろしくお願いいたします。業者的な出品ではありませんので、洗浄やきめ細かい表示などはできませんが、間違いのないものを出品いたしていく所存です。コンディションについてジャケット：NM－～EX＋（文章・画像参照）盤質 A面 NM－～EX＋ B面NM－～EX＋（本文参照）聴感 ：初期プレス重量盤で安定・・音圧レベル高く、良い録音（本文参照）ご発送はゆうパックにてお送りいたします。送料はその都度お知らせいたします。