江戸時代中期の茶人・悠々子(浄土真宗本願寺・僧侶・文如・国宝の茶室を創建)・自筆「法華経」序品・茶道・茶道具1-4

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写真の印は「木村寿禎」の落款、「自筆原本」出品した自筆の「原文(漢文)」は次の通りです。《妙法蓮華經。序品(じょほん)第一》眷属六千人倶。羅羅母耶輸陀羅比丘尼。亦眷属倶。菩薩摩訶薩。八万人。皆於阿耨多羅三藐三菩提。不退転。皆得陀羅尼。楽説弁才。転不退転法輪。供養無量百千諸仏。於諸仏所。植衆徳本。常為諸仏。之所称歎。以慈修身。(文責・出品者)出品した自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。《妙法蓮華経 序品(じょほん)第一》眷属(けんぞく)六千人と倶(とも)なり。羅羅(らごら)の母の耶輸陀羅(やしゅだら)比丘尼(びくに)、亦(また)眷属(けんぞく)と倶(とも)なり。菩薩(ぼさつ)摩訶薩(まかさつ)八万人あり。阿耨多羅(あのくたら)三藐(さんみゃく)三菩提(さんぼたい)に於て退転せず。皆、陀羅尼(だらに)を得、楽説(ぎょうせつ)弁才(べんさい)ありて、不退転の法輪を転じ、無量百千の諸仏を供養し、諸仏の所に於(おい)て衆(もろもろ)の徳本を植え、常に諸仏に称歎せらるることを為(え)、慈を以て身を修め、・・・・・《善(よ)く仏慧(ぶって)に入り》(訳・出品者)出品した自筆の「原文の現代語訳文」は次の通りです。妙法蓮華経 序品(じょほん)第一《摩訶波闍波提〈まかはじゃはだい〉比丘尼は、》・・・眷属六千人と共に、羅羅〈らごら〉の母の耶輸陀羅〈やしゅだら〉比丘尼も、また、眷属(けんぞく)と共にいました。菩薩摩訶薩は八万人そこにいました。皆、阿耨多羅〈あのくたら〉三藐三菩提〈さんみゃくさんぼだい〉において不退転の人たちでした。皆、陀羅尼を得ており、楽説弁才〈ぎょうせつべんさい〉があって、不退転の法輪を転じ、無量百千の諸仏を供養し、諸仏のみもとにおいて多くの徳本を植え、常に諸仏から称歎されていて、慈を以て身を修め、・・・・《仏慧(ぶつえ)に善(よく)く入っていて、大智に通達し彼岸に到っていました。》追記・阿耨多羅三藐三菩提〈あのくたらさんみゃくさんぼだい〉は、無上にして完全なる悟りという意味楽説弁才〈ぎょうせつべんさい〉は、弁舌さわやかなこと〉現代語訳の出典・「法華経」(岩波文庫)備考・現代語訳の注記現代語訳は、「法華経」(岩波文庫)と「法華経」のサンスクリット語原典を参照しております。ただし、たとえば「弥勒菩薩」をサンスクリット原典は「マイトレーヤ」としているため、漢文訳をそのまま引用し「弥勒菩薩」と訳しております。また、意味がわかりやすいように漢文からの訳よりも数行分広く訳しております。「出品商品に関する疎明資料(自署と落款)」写真右端が「法華経」巻一の表紙右から2番目が表紙の拡大写真。上は悠々子(文如)の落款。その下の角印の竹に雀の絵は伊達家(仙台藩)の家紋右から3番目の写真は「法華経」序品巻一の原本写真左端は序品巻一の拡大写真。上は所蔵者の木村寿禎(仙台藩医)下は「文如」と「悠々子」の落款 「額縁裏面の表記と茶室「億昔亭」がある国宝「飛雲閣」」海外展示の際の表記は、フランス語による表記であるため、額縁の裏面に下記の上段写真の「表示ラベル」を貼付いたします。上段の写真は額縁裏面に貼付されるラベル。中段の写真は悠々子(文如)が住職と務めた西本願寺中段の写真は悠々子(文如)が作らせた茶室「億昔亭」がある国宝「飛雲閣」国宝「法華経 序品(じょほん)第一」の東京国立博物館・所蔵の画像は次の通りです。自筆 画像の出典・国宝「法華経」法隆寺宝物・巻一冒頭(東京国立博物館所蔵)重厚勤厳な隷書(楷書)の「法華経(妙法蓮華経)」を出品商品説明出品した「法華経(妙法連華経)」自筆切(断簡)は、江戸時代中期の浄土真宗の僧。浄土真宗本願寺派第18世宗主・文如の自筆「法華経(妙法蓮華経)」の自筆切(断簡)です。「寿禎」の印は仙台藩医・木村寿禎です。原本の大きさ タテ27.1センチ ヨコ12.7センチ。額縁の大きさは、タテ32.7センチ ヨコ24.8センチ。額縁は新品です。稀少価値1・自筆の希少価値出品した「法華経」は、茶人・悠々子の自筆です。悠々子は、江戸時代中期の浄土真宗の僧。浄土真宗本願寺派第18世宗主・文如の茶道をたしなむ際の雅号である。文如は薮内宗堅に直々に入門し、茶の湯を学び、薮内流の免許皆伝を認許されるまでになっている。現存する国宝飛雲閣には文如がつくらせた薮内流の茶室「憶昔亭」がある。浄土真宗では、浄土三部経である無量寿経、観無量寿経、阿弥陀経の三部経を大事にしている。文如が三部経以外の法華経を書き残したのは、観無量寿経の冒頭部分で釈尊が説法しているのが法華経であることから資料として、あるいは茶人のたしなみとして法華経を書き写したのではないかという説があるが詳細な経緯は不明である。仙台藩では、浄土真宗の僧・文如の名前よりも、茶道・薮内流の「悠々子」として知られている。仙台藩は茶道が盛んで藩内に茶頭を置いていた。裏千家の故・千嘉代子氏は仙台出身である。茶人・悠々子の自筆は、書かれた当初から茶道の世界では評価が高く、茶人の間で僧の墨蹟と同様の扱いで掛軸や屏風に仕立てられており、長い年月の間に風化が進み紙質も劣化していた。それだけ、長い間茶道の世界で茶人の目を楽しませておりました。「江戸の大火」等による散逸・消失を免れた「法華経」の断簡はその後、繰り返し屏風立てになっている。さらに時代が下り、茶道の道具として活用された。伊達家(仙台藩)の所蔵を経て「法華経」自筆の最終所有者は仙台藩医・木村寿禎です。HP出品者の家で代々所蔵している柏木素龍・自筆「法華経」の断簡(断片)のうち、海外貸出の終了した自筆を「海外展示状態」の「額縁付」で出品をいたしました。出品作品以外の所蔵品を紹介した「源氏物語の世界」をご覧ください。ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。

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