【 ブランド 】 『 GIORGIO ARMANI / ジョルジオ アルマーニ 』1934年にイタリア北部の街・ピアチェンツァで生まれたジョルジオ・アルマーニは、大学で二年間医学を学ぶも、好きなファッションの道を目指すため大学を中退。ミラノの有名百貨店ラ・リナシェンテの販売員として就職する。その後、ニノ・セルッティのもとでデザイナーとして働いた後、41歳で友人と共同で会社を設立。レディス・メンズのプレタポルテコレクションを手がけるようになる。1980年代にアンコンストラクテッド・ジャケットによってファッション界に革命をおこし、40年以上にもわたって自身のブランドを成長させてきた彼の足跡は、「モードの帝王」「マエストロ・ディ・マエストロ」(巨匠中の巨匠)と呼ばれ、独自の荘厳なスタンスを展開しております。 【 アイテム 】今シーズンのトレンドジャケット『新生・サファリジャケット』その名で連想されるとおり、サファリジャケットはアフリカでの狩猟を目的として生まれ、機能的な4つのポケットを特徴とします。ヘミングウェイが着たことで一躍有名になり、ハリウッドスターが旅行時に着用したり、１９６９年にイヴ・サンローランが発表した「サファリルック」近年ではトム・フォードやブラットピット着用など、世界的流行を幾度も繰り返し、時代ごとの洒脱なセレブに愛されてきました。その野性を秘めたデザインを取り入れ、上質なファブリックを高度な仕立てでモダンにエレガントに昇華させたのが今回ご紹介する「テーラードサファリジャケット」です。一般的なサファリジャケットは、大きな襟にエポレット（肩章）や、太いベルトなどが付き、大人にはやや過剰なデザインです。ですが、「テーラードサファリジャケット」は違います。普段着として親しみやすいブレザー調のラペルや袖や後裾の仕様、使い勝手のいいフラップ付きのポケットを両胸・両脇にデザインして、大人の男が好みそうな品のいい一着に進化。そんなサファリジャケットをカジュアルに羽織れば、適度にワイルドさが加味された旬な着こなしに様変わりします。 【 コメント 】ジョルジオ アルマーニの『 くったりガーメントダイリネン テーラードサファリジャケット 』　 素材には、コシの抜けたくったりリネンを用い、ガーメントダイで退廃的なグレーカラーに染め上げたクールな男らしさを醸す仕上がり。カジュアルな雰囲気と、アルマーニらしいマテリアルで確かな個性を打ち出しているので、この一着であれば、タフさのなかにしっかりと洗練されたムードも感じさせる高感度な着こなしに仕上げることが可能です。アルマーニ的¨ドレスサファリ¨を体現する野性を知的に昇華させたサファリジャケット。元々のサファリジャケットといえば、カーキ色、ウエストベルトや肩章などが通常仕様ですが、これがアルマーニのマジックにかかると、従来とは全く違うドレッシーなジャケットに変身！テーラードジャケットにサファリジャケットの要素を足すという、ジョルジオらしいアプローチ。 ジョルジオお得意のテーラードジャケットにサファリジャケットの象徴的デザインであるポケットをのせ、腰回りのポケットにはきちんとマチを持たせてアウトドア的な使い勝手はしっかり踏襲。そして独自のテーラードカラーを取り入れることで、オリジナリティあふれる大人の¨テーラードサファリ¨、ありそうでなかった¨着こなし自在のドレスサファリ¨となってます。特徴的なのは、近年多くのジャケットで取り入れられる「一体型のピークドラペル」です。襟は細幅のピークドラペルになっておりますが、上襟と下襟が一続きとなった「一体ラペル」によって、¨ラフに襟を立てて着ること¨も可能。 着用時に襟がショールカラーさながらに、フェイスラインをなぞるようにスッと立ち上がります。プレーンなジャケットの襟を無理やり立てるよりも、簡単に¨ラフで格好をつけていない格好良さ¨を味わえる、定番のソレとはひと味違う洗練の雰囲気を楽しめます。もちろん襟を寝かせてきっちりテーラードでも着れるますので、「少しはモードぽい雰囲気も欲しいけど、基本的にクラシックに着こなしたいんだよね」なんてワガママにも応えてくれます。上襟と下襟は、がっつりと縫い付けられているのではなく、しつけ糸で縫い付けられているので、メスを入れれば普通のピークドラペルとしても着用頂けます。袖先は3つボタンの本切羽を採用。上品な着こなしはもちろんですが、インナーにカットソーなどを合わせ、ユル～いニュアンスで袖まくりをした脱力感のある¨ほどユル¨なコーディネートの方が今どきです。言うまでもありませんが、シルエットの美しさ、快適な着心地は折り紙付きです。ジョルジオの真骨頂でもある「SOFTシリーズ」同様、肩パッドなどの副資材が省かれているので、肩まわりや胸まわりはノンストレス。副資材を省くことによって、カーディガンのようなやわらかなシルエットが表現されていますが、最高峰のサルト技術（熟練した職人のアイロンワークや縫製）、立体裁断を駆使することで、テーラードジャケット顔負けの美しさ＆着やすさです。サファリジャケットの¨土臭さ¨を残しつつも、エレガントに着こなせる¨ドレスサファリ¨です。カジュアルでの着用を前提にしつつ、もっと広範囲で着られるよう、汎用性を大切にして大人なイメージを打ち出しているつまり、エレガントな雰囲気に仕上げられているので、ジーンズなどのカジュアルパンツはもちろんクリース入りのドレスパンツにもばっちり合います。また、ポロシャツやカットソーの上に羽織るだけで一気に上品さが増し、、シャツやタイドアップにも合います。コーディネートの決まり事なく、自由に合わせられるのでとにかく使い勝手がいいです。完成されたシンプルデザイン故、流行に左右されることなく長く着られることも魅力です。 【 ディテール 】・１枚仕立て・２つボタンフロント・襟：一体ピークドラペル・身頃：ポケット４つ・袖先：３Ｂ本切羽・センターベント・フロントダーツ・サイバラ・背裏地あり・袖裏地無し・縫い代パイピング始末・内ポケット１つ・レザー製ハンガーループ・ムラ染ボタン・力ボタン 【 生地 】夏でも快適な心地を提供する『しっとり＆サラリなリネン素材 』です。アイリッシュリネンの原産地、アイルランドで採取し、イタリアで精製した、リネンの最高級でもある¨アイリッシュリネン¨で作られた糸を、負荷がかからないようにゆっくり優しく編み立てた風通しの良い中厚手の平織生地です。硬さやシャリ感が特徴のリネンではありますが、ウォッシュ加工を施すことで、リネンのネガティブな印象は皆無。生地のコシが程よく抜け、くったりと柔らかくなるとともに、身体に馴染むタッチが生み出されております。また、風通しがいいので、これからの季節にうってつけ。今時期はもちろん、夏にも快適に着用して頂けます。リネンの大きな特徴は４つ。コットンと比べると吸水スピードは約４倍、発散は約２倍なので『吸水性が高く、乾きも速い』熱の伝導率が低く、熱を逃しやすい性質のため常にサラッとした状態の『 爽やかな涼感 』天然繊維の中で、もっとも丈夫といわれる「リネン」なので『 強くて長持ち 』汚れや雑菌をはじきやすいリネンの繊維に含まれるペクチンによって『 汚れにつよくて清潔 』仕上げに唯一無二の存在感を放つ『 ガーメントダイ(製品染・製品洗い） 』が施されております。ガーメントダイによって、重くなりがちな素材感を和らげており、“ こなれた雰囲気”とウォッシュ加工により、リネン素材の持つナチュラルな風合いが引き出されています。所々、生地の膨らみやムラ感が出ておりますので雰囲気抜群です！ 【 素材 】表地／リネン：100%裏地／キュプラ：83%・コットン：17% 【 色 】退廃的な『アスファルトグレー 』です。製品染によるくすんだ色合いはひと味違う小粋な雰囲気。スモーキーなダークグレーグレーによって男らしい雰囲気を醸し出しております。ブラックのようなクールさ、グレーのような軽やかな印象こそないものの、大人らしさとこなれ感を併せ持った出し抜きカラーです。 【 サイズ感 】 ラインは『 男らしい力強さの中に艶めかしく魅せるグラマラスなライン 』になります。ほどよい構築性を持たせながら、曲線を活かしやわらかな着心地を追求した立体フォルム。身体のラインをなぞるようなグラマラスさではなく、自然かつ綺麗にボディラインを浮かび上がせる流線美といったところ。ちょっと短めの着丈も、カジュアルに着るという意味では、とてもこなしやすいと思います。 【 サイズ 】「 ５２ 」 【 サイズ実寸 】着丈：　　　６９ｃｍ肩幅：　　　４６ｃｍ身幅：　　　５３．５ｃｍウエスト幅：５０ｃｍ袖丈：　　　６６ｃｍ採寸位置着丈・・・・・襟付け根中心から裾肩幅・・・・・肩先から肩先直線身幅・・・・・袖付け根位置の脇下両端直線ウエスト幅・・ウエストの一番細い部分の直線袖丈・・・・・肩先、袖付け根から袖口全て平台の上に平置きし、外寸を計測。サイズスペックは各サイズよりランダムに選んだ一個体の実寸値となります。商品により誤差がある場合がございますのでご了承ください。 【 着用シーズン 】春／夏／秋 【 品番 】VSG35W VS935 【 状態 】新品未使用 【 付属品 】タグ 【 製造国 】イタリア製 【 定価 】 ２７万５０００円 ( 税抜き ２５万円 ） 【 備考 】こちらをクリック