円からの出品をさせていただきます。よろしくお願いいたします。ブリルハート パーソナリン テナーサックス マウスピースBRILHART PERSONALINE tenor sax家宝放出第２弾以前にも７５年前のオットーリンクを出品しご好評をいただきました。今回も時勢的な事情から家宝を手放します。約60年前～70年前の個体。大変にレアでありながら、美品のものです。もう市場には出ることも無い可能性のある個体です。☆歴史ブリルハートのパーソナリンは1951年からニューヨークの工房にて製作されたモデルです。この個体はシリアルナンバーが６桁、数字の字体が細い点から、1954年から1966年の間、カリフォルニア州、カールスバッドで作られたものと思われます。いわゆる「カールスバッド」と呼ばれるものです。チャーリーパーカーが同社のトナリンを使っていたことは有名ですが、この時代のものを使っていたようです。マウスピース職人として有名なセオワニ氏のサイトです。ブリルハート社のマウスピースの歴史が載っていますので参考にされてください。パーソナリンの写真も掲載されています。https://theowanne.com/knowledge/mouthpiece-museum/brilhart-mouthpieces/終戦以降のものなので素材が良いとされています。※以下、こちらのマウスピースの情報を記載します。出来る限り正確にお伝えしますが、プレイヤーである私の主観が入っていることはご了承ください。☆購入情報こちらの個体はビンテージマウスピースのコレクターから直接、高額で購入しました。他にもオットーリンクのトーンエッジのスラントなどがありましたが、こちらのほうがいい個体だと私は判断しました。当時は覚悟のいる買い物でしたが、買って正解でした。☆開き（オープニング）刻印はS６です。ですが個体差なのかそれよりも大きいと感じます。私は現行品のスーパートーンマスターNYの７も使用していますが、そちらと息の入る感じは近いです。☆リフェイスプレイヤーの判断ですがリフェイスはされていないオリジナルのままだと思います。☆状態ヴィンテージ品としてかなり状態が良いです。私が手に入れた時にも傷や落下跡は無く、私も家宝として大事にしてきましたので落下もぶつけたことも一度もありません。また変色こそあれ、歯形はありません。私はダブルリップで吹いておりますので購入以降も歯形はついておりません。約60年～70年ほど前に作られたものですので、変色や染み細かな傷はありますが、歪みや掛けはありません。内部もかなり綺麗です。すでに丁重な洗浄、消毒済みです。☆音色演奏性音色はまさにあの時代のジャズです。職人による手作りされていた時期ですので個体差もあるマウスピースですがあの時代のジャズの音がします。ビバップやハードバップの音ですね。良く言われる同社のトナリンとエボリンの良い所取りの音色で軽やかで甘く、サブトーンでは素晴らしい渋さで、吹き心地も低音から高音まで問題ありません。演奏感も現代のマウスピースに近いです。ビンテージ独特の吹きにくさは感じません。息の通りが素直に入る吹きやすいマウスピースです。その質の良さに驚きます。フラジオも実音で上のCまで出すことが出来ます。☆試聴ご参考になればと思い、このマウスピースを使用した試聴用の演奏を一部をYOUTUBEにて公開しましたのでご参考にされてください。ソロ、ドナリーhttps://www.youtube.com/watch?v=ZVhsVVI6zfUバンド、コンファメーションhttps://www.youtube.com/watch?v=GRPlLr8sVzQ☆付属品付属品はありません。私はこちらの個体にbuzz社がボナード社のリガチャーをベースに職人が加工を施したものを使っておりました。それもピンクゴールドでプレートされた特注品のものです。サイズも問題なく、私はこれをマウスピースの一番下まで下げて使っておりました。こちらのリガチャーをご希望の場合は１万円でお付けしますので仰ってください。（元の価格は1万6円です。）☆発送丁重に梱包し発送いたします。☆まとめレアな個体、約60年～70年前の個体としては美品であることから市場には出ることがないかもしれない個体です。有名なサックス専門店でも現在まったく取り扱っていません。お探しだった方はこの機会に是非ご購入下さい。歴史的に意味がある個体であるの事はもちろん、演奏の道具として音色も素晴らしいです。こちらの価値が分かるプレイヤー、コレクター、マウスピースの研究者に購入していただきたいです。ヴィンテージ品ですので、価値や時代性をご理解した上での入札をお願いいたします。これから更に値も上がると思いますし、家宝として取ってまいりましたが、このご時世で経済的な事情から涙を飲んで手放します。高価な品ですので、防犯のために試奏、手渡しはお断りいたします。ですが写真の追加、質問などは出来る限りお答えしますので、お気軽にお声がけください。それではよろしくお願いします。