警察予備隊から平成１０年代まで自衛隊で使用された息の長い装備品、「背のう」いわゆるタコ足背嚢のフルセットです。装備品を多数の紐で取り付けるものです。日本陸軍の九九式背嚢とほぼ同型の物を導入したようですが、金具や紐の数が微妙に違い、また弾帯とよばれるピストルベルトと一緒に使用する前提の造りとなっています。当出品物は２０年以上前に放出された際複数購入したものの残りです。本体は後期型と呼ばれるきれいなビニロン製でほとんど使用痕がありません。周囲にコの字型に巻きつけてある携帯天幕はこれも実物放出品のきれいなもので使用可能、中の杭やペグも一人前実際に入っております（装着した後、しっかり四角に「角を取る」そうです。）。携帯ショベルの覆いは革ベロのタイプで当時補修がベロ部分にあるものの美品だとおもいます。飯盒は昔、某自衛隊資料館に収めるため官給品を改造して作成した「予備隊」仕様の初期型レプリカで、取手を不稼働型に変更し、底に「ＮＰＲ―Ｊ」の打刻が入っていますがあくまでレプリカです。（不正転売防止のためわざと１部に実物と差異を付けてあります）結局納入の話が流れたため、私のコレクションにしていました。組み立ては元予備隊から自衛隊まで経験のあるOBの方に指導を受けて組みました。雨衣は５３式の代用私物として人気があった米軍コートを規定通りの巻き方で着けてあります。これも実際に使用された自衛官から出たものです。また縛着などに多いに参考とした同人誌「フジロード」１巻もお付けいたします。トータルで見ればお得なセットかと考えます。最近は有名放出店にもなかなか良い出物が無くなって参りました装備です。ぜひ本機会にコレクションに加えて頂きたいと思います。ただしあくまで中古払下げ品の修理品ですからサバイバルゲームやコスプレには耐えられる強度はあるかと思いますが、本来の用途の様な激しい使用はお止めください。なお本品は正規払下げのあった時代のもので、決して違法な手段の入手品ではありません。ただし、歴史的な価値もあるかと思いますがあくまで現在も存在する公務員組織が使用した物品であることを鑑み、落札後の取り扱いは自己責任でお願い致します。またアンティークの中古となりますので、美品とはいえ当然経年の痛みはございます。ご理解のうえノンクレーム・ノンリターンでお取引下さい。ここまでの文責は元所有者にあります。出品者は委託されておりますので、質問等の回答にはお時間を頂く場合がございます。発送は分解後再度組み立てることは大変なので基本このまま梱包し着払いでの発送となりますが、携帯ショベルはご希望があれば分解して梱包致します。落札後取引ナビにてご連絡願います。御落札からなるべく３日以内のご入金をお願い致します。特別な事情で遅れる際は必ず先に取引ナビにてご記載ください。※前回、他の出品物の取引において、入手経路やご遺族の住所等を尋ねられる事象がございました。当方はあくまでも委託での出品ですのでお答えする立場でもございませんし、個人情報保護の観点からもヤフーオークションの規定と本義をご理解いただいて同様の行為は厳に謹んで頂きますよう重ねてお願い申し上げます。