Ronnie Kranck Rec.1958※画像のようにレーベル面は小さくxy表記で区別されています。■1931年Helsinki生まれのミュージシャン、レコーディング・エンジニアRonnie Kranckが、デビューしたばかりの女性シンガー2人を迎えビッグバンドをバックに録音した知る人ぞ知るジャジーで魅力的な作品です。当時 この 7inch onlyでリリースされた録音です。タイトル＜Ronnie Kranck Soittaa＞は英語では＜Ronnie Kranck Plays＞です。x面で歌っているTuula Ikaheimoは1942年 Iisalmi生まれで1960年前後のごく短い期間だけ活躍していたため、彼女の歌声を聴ける作品は非常に少ないです。この作品の録音時 なんと彼女は16歳！ということになります。爽やかで初々しい歌声でキュートに歌うお馴染みReino Helismaaの「Loch Lomond」は聴けば懐かしい思いがこみ上げてくるような旋律で途中トランペットが北欧らしいクールなトーンでソロをとり嬉しくなります。「Bonnie」はテンポのあるリズムに乗って Ikaheimoが可憐にスイングする魅力的な１曲です。y面で歌う Eila Pienimakiは1939年 Toysa生まれで Ikaheimoと同じ1950年初頭から活躍するが対照的に長年に渡りメジャーにおいても作品をリリースするなど現役期間は長く2006年にもCDをリリースしておりフィンランドにおいては名実共に認知されています。彼女の歌声の魅力は少々ハスキーで北欧らしい哀愁を感じるところだと思います。お馴染みの旋律に気づくKyllikki Solantera の「Itke En Lemmen Tahden」はトランペットのハイトーンからキュートに歌うPienimakiがスイングするご機嫌な展開が聴き所です。いかに北欧の曲がアレンジされ日本で歌われていたかが伺えます。ロックンロール調に歌うClyde Otisの「Miss Ovat Sanasi 」 は英語曲名＜Silent Lips＞でも知られる名曲。Twisteaで楽しく気持ちよく歌うPienimakiが魅力的です。全４曲バックを務めるビッグバンドは個々のソロプレイも素晴らしく安定感のあるサポートは非常にレベルは高いと感じます。フィニッシュ ジャズ・ボーカルの中でも teenageの2人にスポットを当てた異色の作品だと思います。★上記は、あくまで私的な感想です。聴く人によって印象はさまざまです。参考まで。試聴：https://youtu.be/DIvb789o1n8「Loch Lomond」試聴：https://youtu.be/JQbjDQUp5tY「Bonnie」試聴：https://youtu.be/ETlkjnPXLIA 「Itke En Lemmen Tahden」試聴：https://youtu.be/EDhCionHqbU「Miss Ovat Sanasi」※カートリッジなどオーディオ環境により聞こえ方が異なりますので ご理解をお願い致します。■コンディション：レコード：VG++～EX-/ジャケット： VG++（P、VG、EX、NM に＋－をつけて評価しています）※レコード： ビジュアル＆サウンド大変良好です（試聴でもご確認ください）★画像のようにレーベル・センターが抜け取れていますのでご承知ください（評価には含めていません）※ジャケット：少々のシワが見受けられますが、抜け、破れ、折れもありません。（画像でもご確認ください）■数十年経過している中古盤です。レコード、ジャケット共に 経年による劣化はあります。コンディションに神経質な方は入札はお控えください。★発送は「ヤマト宅急便」のみで致します（他の発送方法は承っておりません）送料： 北海道(1200円)沖縄：(1000円) それ以外の地区(800円)＜ご理解をお願いします＞■評価の内容により「入札の取り消し」をさせていただく場合がございますので、事前にご了承をお願い致します。■落札後、４８時間以内に支払いが完了できる方のみ入札をお願い致します。(48時間経過後に支払い手続きが確認できない場合は、落札者都合で取り消しをさせていただきます）★長年に渡りジャズのアンティーク・レコードを趣味として蒐集し日々楽しんできましたが、コンディション良好なものを順次出品することに致しました。